八ヶ岳薪能

全国200カ所以上で行われ、今や夏の風物詩としてすっかり定着した感のある薪能。

漆黒の闇に燃えるかがり火の炎が、演者と舞台をほのかに照らし、観る者を幽玄の世界へと誘います。なかでも当神社で毎年8月3日に行われる「八ヶ岳薪能」は、八ヶ岳山麗という大自然と神池に浮かんだ能舞台群という絶妙なロケーションによって、地元の愛好家のみならず、全国的にその名が知れ渡っています。そもそもこの「八ヶ岳薪能」は、当神社の例大祭前夜の宵宮として行われ、神様に奉納するお神楽としての意味を持ちます。そのため、演能に先立つ舞台浄め祓い式が独特の形式で行われるのも大きな見どころです。

当日は日が落ちると共に、神職による「篝火(かがりび)点火の儀」が行われ、迫りくる宵闇の中、神火が明々と映えわたり、それを映す水鏡という幻想的な雰囲気が醸し出されます。皆さんには薪能ならではの自然と舞台が一体となった荘厳さと、日本の精神伝統文化の奥深さを十分に満喫していただけると存じます。

令和6年度の予定

  • 令和6年(2024年)8月3日(土)  ※雨天決行、荒天中止
  • 開場/午後3時半、開演/午後5時、終演/午後7時45分頃
  • 身曾岐神社 能楽殿

なお、16時20分から、太鼓の奉納演奏があります。

一般財団法人 衆我財団 提供の『スマホde解説』のサービスをご利用いたくことができます。ご利用の場合は、ご自身のスマホとイヤホン(必須)をご持参ください。鑑賞しながら解説を聞き楽しむことができます。

ながれ

  • 清祓(きよはらい)の儀
  • 解説
  • 狂言 「仏師(ぶっし)」、野村萬斎
  • 篝火(かがりび)点火の儀
  • 能物語 「鞍馬天狗(くらまてんぐ)」、榎木孝明
  • 能  「鞍馬天狗(くらまてんぐ)白頭」、宝生和英、辰巳満次郎

座席

  • 全席数 1000席(予定)
  • 全席指定
    ※協賛金(金1万円)をお納めいただいた方にお席がございます。

お申し込み

申込み日時が参りましたら、次のボタンからお願いします。目下のところ動作しません。あしからずご了承ください。

  • 一般予約受付開始 令和6年6月6日(木)10時予定
  • 受付方法 電話、ならびに、インターネット
  • ぴあ Pコード:526-739
  • ローソンチケット Lコード:32159

ご協力のお願い

ご来場の際はご協力お願い申し上げます。

  • 私語はお控えください。
  • 客席でのお食事はご遠慮ください。
  • 演能中の写真撮影・録音・録画等はかたくお断り申し上げます。
  • 荒天中止以外の理由によるキャンセル・払い戻しはお受けいたしません。
  • 未就学児の入場はご遠慮ください。
  • 『スマホde解説』サービスは必ずイヤホンを通してご利用ください。